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注文住宅の相場について
家を建てよう!と思っても、実際どのくらいの費用がかかるのか?何にお金がかかるのか?イメージがつきにくい人もいると思います。注文住宅づくりを考えている人のために、各項目の費用や相場をわかりやすくまとめました。
費用の内訳
家を建てるためには、土地が必要です。土地の広さや地域によって価格は変動するものの、手続きに発生する費用はイメージしておきたいもの。土地だけでなく、注文住宅建築にかかる費用もみてみましょう。
江戸川区の土地価格
- 平均:49万8731円/m22
- 坪単価:164万8699円/坪
参考元:土地代データ(https://tochidai.info/tokyo/edogawa/)
土地購入にかかる費用
土地を購入するときには、以下の費用が発生します。
- 手付金(値段の5~10%)
- 購入する土地の残金
- 購入諸費用(印紙など)
土地と購入する際、まずは手付金が必要です。ローンを組む人もいると思います。資金計画や支払いの相談をしながら家づくり計画ができるため、全体スケジュールを把握しながら進めましょう。
建築にかかる費用
家を建てるときには、以下の費用が発生します。
- 工事契約金
- 建築確認申請金
- 着工金
- 地鎮祭費用
- 上棟式費用
- 建築費の残金
- 登記費用
- 地盤調査費用
地域によっては、上棟式をしないところもあるようです。何をどのタイミングで支払うのか?どのような手続きが必要なのか?も確認しながら準備をしましょう。土地によっては、地盤調査費用が大幅に発生することも。
細かい印紙代も含めてどのくらいの金額になるのか?ハウスメーカーや工務店に概算見積もりを取ってもらうと、イメージしやすいでしょう。
予算はどれくらいで考えると良いのか
一般的に、注文住宅の予算は年収の5〜6倍まで可能と言われています。どこまでローンが組めるのか?をまずは計算してみて、予算をイメージしてみましょう。
住宅金融支援機構のデータによると、全国平均で約40坪の家を建てた場合、建築費用に3,000万前後の費用が発生すると言われています。これは土地代を含めず、建物のみの金額です。また家づくりをするときは、頭金を20%以上用意した方が良いと言われます。
もし、頭金を1,000万円用意したとすると、土地と建物を合わせて4,000万までの住宅は建てられるということです。借りられる費用ギリギリまで予算を組むのではなく、ライフステージを考慮して、返済プランに無理はないのか?よく考えて予算を決めましょう。
予算を抑えるためのポイントは
家づくりには、多額の費用が発生します。少しでも予算を抑えるためには、以下の項目を意識して計画してみましょう。
- 間取りや形状を特殊な形にしない
- 導入する設備に妥協できるもの、できないものをはっきりする
- 水回りは1箇所に
- 壁を無駄につくらない
工事の複雑さが増せば増すほど、費用は高くなります。水回りを1階と2階で位置をまとめると、配管工事にかかる手間も削減できるでしょう。理想を全て取り入れると、こだわった分だけ費用はかさみます。
標準で妥協できる項目と、どうしてもこだわりたい項目を事前に明確にしてみましょう。お風呂は足が伸ばせる広さならいいのか?それとも洗い場も広くこだわりたいのか?家族構成やライフスタイルを考慮して、家族で話し合ってみてください。
まとめ
注文住宅は、理想と夢がつまった一生に一度の大きな買い物です。”こうしたい””ああしたい”をすべて現実に取り入れると、費用はどんどん高くなります。まずは何にお金がかかるのか?家づくりの流れも把握しておきましょう。
土地を用意してから建築会社を決めるのもいいですが、いまいちよくわからないことも多いと思います。そんなときは、土地探しも相談できる業者に頼んでみるのも◎!まずは、自分の理想とする建築会社を探してみましょう。