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長期優良住宅

注文住宅を建てようと検討している人の中には「長期優良住宅」という言葉を聞いたことがある人も多いことと思います。ここでは、長期優良住宅とはどんな家なのか、また、長期優良住宅が作られるようになった背景や、メリット・デメリットについて紹介していきましょう。

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは「長期間同じ家に住むことができる」と国から認められた家のことを指します。これまでの日本の住宅はすぐに劣化してしまうものが多く、作ってはすぐに取り壊さねばならなかったため、住む人にも環境にも負担を与えていました。

これからはそうではなく、良い家をつくって手入れしながら長く住むという考え方にシフトしていく必要があります。そんな時代の流れの中で2009年にはじまったのが、国が長期優良住宅を認定して優遇する「長期優良住宅認定制度」です。

長期優良住宅認定制度

長期優良住宅認定制度は、国が定めた基準をクリアした家に優遇を与え、世の中に長く安心して住み続けられる家を増やしていくためにつくられました。長期優良住宅として認められるには、新築一戸建ての場合、以下の7つの項目を満たす必要があります。

  1. 劣化対策
  2. 耐震性
  3. 維持管理・更新の容易性
  4. 省エネルギー性
  5. 居住環境
  6. 住戸面積
  7. 維持保全計画

長期優良住宅のメリットとは

次の世代まで住み継げる

長期優良住宅は劣化対策がなされているため、次の世代まで安心して住み続けることができます。家は建てる際にも取り壊す際にも費用がかかりますが、長期優良住宅であれば頻繁に建て替える必要がないため、経済的です。

税金面で優遇が受けられる

住宅ローンを借りて家を建てたとき、ローン残高の1%の税金が10年間控除されますが、長期優良住宅の場合はその控除限度額が1000万円ほど上がったという例もあるようです。また、不動産取得税や登録免許税、固定資産税なども減税されます。

住宅ローンの金利が下がる

長期優良住宅を立てる場合、普通の【フラット35】よりも金利が低い住宅ローン【フラット35】Sを利用することができます。

長期優良住宅のデメリットとは

申請手続きに時間とお金がかかる

長期優良住宅認定制度を申請する際には、複雑な手続きをとらなければなりません。また、認定のために5〜6万円ほどの手数料がかかってきます。提出書類に含まれる設計図の作成や申請代行を業者に依頼すると、さらに費用がかさんでしまいます。

メンテナンスが必要

長期優良住宅認定制度は、一度認定されたらそれで完了というわけではありません。申請の際にメンテナンスの計画を立てるのですが、認定された後もその計画をきちんと実行する必要があるのです。もし、適切にメンテナンスを行っていないと判断された場合、せっかくの認定を取り消されてしまう可能性もあるため、気をつけてください。

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